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横浜市青葉区の施工事例
笠木からの雨漏りを調査で特定後、防水工事で修理しました(横浜市青葉区)
【施工前】

【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
横浜市青葉区にお住まいのN様から、室内天井に雨染みが気になっているので修理をしたいとご相談をいただきました。
調査の結果、原因はバルコニー手すり部分の笠木や防水層にあり、内部に入り込んだ雨水が室内に流れ込んでいたことが判明しました。
笠木や防水層の工事をして雨漏りを解決いたしましたが、今回はその中から笠木雨漏り修理の実例として、調査から工事完了までの流れを詳しくご紹介します。
調査の結果、原因はバルコニー手すり部分の笠木や防水層にあり、内部に入り込んだ雨水が室内に流れ込んでいたことが判明しました。
笠木や防水層の工事をして雨漏りを解決いたしましたが、今回はその中から笠木雨漏り修理の実例として、調査から工事完了までの流れを詳しくご紹介します。

担当:高田
- 【工事内容】
- 防水工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 日本特殊塗料株式会社 プルーフロンバリューDX
- 施工期間
- 実働5日間
- 築年数
- 20年以上
- 平米数
- 11.5m
- 施工金額
- 約15万円(税込)
- お施主様
- N様邸
- 保証
- 保証はお付けしておりません
- ハウスメーカー
- 地元工務店
施工前の状況とご相談内容
お客様から「天井にシミができてきたので一度見てほしい」というご相談がありました。
現地を確認すると、和室の天井に雨染みが確認できました。

一見すると小さなシミですが、雨漏りの初期症状である可能性が高く、早めの対処が重要です。
また、バルコニー床面にも汚れや水溜まり跡があり、排水能力が低下していることが懸念されました。

散水試験で雨漏り位置を再確認
赤外線調査の後、雨漏りの確証を得るために散水試験を行いました。

笠木の継ぎ目、手すり金物の根元、外壁取り合いなど水が入り込みやすいポイントに散水を行い、室内側の変化を確認します。
数分後、天井側で水分反応が確認できました。
これにより、雨漏りの原因が 笠木上部の防水不良 にあることが確定しました。
赤外線カメラによる雨漏り調査
雨漏り調査では、当店が導入している FLIR製の高感度赤外線カメラ を使用しました。
赤外線カメラは、目視では確認できない温度差から水分の浸入経路を推測できるため、雨漏りを特定する非常に有効な手法です。
調査の結果、散水後のバルコニー笠木付近に大きな温度差が確認できました。
これは内部に水分が滞留しているサインで、雨漏り箇所である可能性が非常に高い状態です。

判定の結果、笠木内部からの雨水浸入が濃厚となりました。
笠木の取り外しと内部確認
雨漏り原因を特定したため、笠木内部の防水工事のご依頼をいただきました。
まずは笠木を取り外して内部の状態を確認と、この後の工事の準備をしていきます。

手すり一体型の笠木は構造が複雑で、取り外しには専門的な技術が必要です。
取り外した内部を確認すると、コンクリート天端に大きな隙間や割れがあり、そこから雨水が浸入していました。

笠木天端までFRP防水を施したしっかりとした造りでしたが、経年によって部分的にFRPが割れている場所もあり、防水機能が発揮できていない場所が多々見受けられました。
内部防水工事の実施
雨漏り修理のため、笠木内部に防水施工を行いました。
使用した材料は高耐久の「ブルーフロンバリューDX」。
主剤と硬化剤を調合して使用する本格的な防水材で、経年劣化に強く、外装の防水に最適です。

まず、下地処理としてクラック補修と段差調整を行います。
その後、防水材を均一に塗布し、継ぎ目や金物周辺の弱点を重点的に処理しました。

防水層を形成することで、今後同じ箇所から水が浸入することを確実に防ぎます。
笠木の復旧作業
防水層が十分に乾燥した後、笠木を元の位置に戻していきます。

復旧では、金物の締付け状態を確認し、隙間が生じないよう細心の注意を払って組み直しました。
また、ジョイント部にはシーリングを新規に施工し、防水性を高めています。
工事完了後の最終チェック
工事完了です。
見た目も美しく仕上がり、防水性も大幅に向上しました。
施工後に今まで雨漏りを起こしていたような大雨も何度か降りましたが、まったく雨漏りしなくなったということでお喜びの声をいただきました。

笠木の雨漏りが起きる4つの原因
今回の横浜市青葉区の例のように、笠木は雨漏りが非常に起こりやすい部位です。
その理由は以下の通りです。
1つ目は、雨水が溜まりやすい構造であることです。
笠木は水平な部分が多く、水が滞留しやすいため、わずかな隙間からでも浸入が起こります。
2つ目は、シーリングの劣化です。
継ぎ目やジョイントのシーリングが劣化すると、そこから内部に水が流れ込みます。
3つ目は、施工不良です。
初期の施工で防水が十分でない場合、早期に雨漏りが発生します。
4つ目は、金物部分の腐食や緩みです。
手すり支柱や固定金物には微細な隙間があり、ここが原因となるケースも多いです。
笠木の雨漏りは放置すると危険です
笠木の雨漏りを放置すると、以下のような深刻な被害につながる可能性があります。
・内部木材の腐食
・外壁材の剥離
・室内クロスの変色
・シロアリ被害の誘発
・建物全体の耐久性低下
特に、室内に雨染みが出ている場合は、すでに構造内部まで浸水が進んでいるサインです。
早めの調査と修理が必要になります。
街の外壁塗装やさんは笠木雨漏り修理も専門対応
当店では外壁塗装だけでなく、笠木 雨漏り修理 をはじめとした雨漏り調査・防水工事も多数対応しています。
赤外線カメラを使用した高度な調査から、散水試験による最終確認まで、一つひとつ丁寧に行います。
今回の工事は笠木の脱着から内部の防水まで全て含めて約15万円(税込)で承っております。
横浜市青葉区で笠木の雨漏りにお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年12月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
横浜市青葉区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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